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「自動化ソリューション提供で、ベトナムのリーディングカンパニーへ 」TPA トゥン社長にインタビュー

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※この記事は月刊エミダス(ベトナム版)の2020年3月号で掲載したインタビュー記事と同じものです※

自動化が巨大市場となっているベトナムを舞台に、工場の組立ライン・駐車場・自動販売機などの分野で自動化ソリューションの提供を行っている企業が、今回ご紹介するTan Phat Automation. JSC(以下、TPA)だ。国内の自動化のトレンド・社内教育・日系企業との関係の観点から、TPAがどのように競争に立ち向かっているのかを、Thuong(トゥン)社長の声と共に解剖していく。

「ベトナム」と「自動化」の意外な繋がり

さて、冒頭の導入でも触れたように、昨今のベトナム国内は「自動化」の巨大市場として注目を浴びるようになっている。その主な理由は以下の2つだ。

  • 米中貿易摩擦

昨今の貿易摩擦の影響で、海外企業がベトナムを新たな生産目的地として注目する機会が増えている。それらの企業は、他国でもロボティクスなどの自動化で展開を行っているため、ここベトナムでも同じく機械などの自動化がニーズとなってくる、というわけだ。

  • 生産の効率向上・品質安定

約9400万人という莫大な人口を誇るベトナムだが、企業側からすれば「仕事ができる人材を必ず採用できるとは限らない」という。そのため、現地人を採用するよりも機械の自動化に投資した方が、生産の効率や品質を向上できる場合があるという。

そこで注目される企業が、今回取材に伺った「TPA」だ。TPAは2006年に生産・サービス・販売までの総合ソリューションを提供するTan Phat Etekの子会社として発足。工場の組立ライン・駐車場・自動販売機などの自動化ソリューションを、設計から製造まで一貫して行っている。トゥン社長は自社をこう分析する。「我々の力として、自動化ソリューションを一貫して提供できる点はもちろんですが、グループ企業としてのネットワークを使い販売等が行えることも、競合他社にない強みだと考えています。」

 

他に類を見ない圧倒的な教育力を武器に、TPAは世界的な企業であり続ける

「我々が世界的な企業であり続け、また毎日のように変化していく技術に対応するためには、企業全体で教育を行い成長し続けなければなりません。」トゥン社長がこう語るように、品質の高いサービスを提供するために徹底した社内教育を行っていることが、TPAの大きな特徴の一つだ。

ここでは、TPAの教育システムの中で、特に注目できるものを2つご紹介する。

まず、TPAはグループの教育ネットワークを豊富に活用している。「グループ自身の教育設備を通じて様々な設備を活用できるため、スタッフの技術向上にしっかりと尽力できます。ですので、別途で社員を教育学校等に通わせる必要もありません。日本・欧州・韓国など海外のパートナーやベトナム大手と取引することが多いので、その相手方からも技術指導を受けることも可能です。」

さらに、TPAにはなんと教育専門の部署が存在している。TPA専用のEラーニングWebサイトをも用い「ビジネスマナー・PDCAやほうれん草などの基本スキル」や「発生したミスや不良の復習」など多岐にわたる内容で教育を行っているのだ。毎週教育の計画を作り実践させるだけではなく、スタッフ・マネジャー・CEOなどそれぞれに合ったコースを用意し、場合によっては教育機関への派遣・招聘も行っているという。

 

パナソニック経営塾で培った、日系企業への確立された営業力

そして、TPAの取引先には日系企業も含まれているという。現在、ベトナム国内における日系企業の割合は30%に登る。それらの企業は自動車・電子産業が主であるため、それすなわち「日系企業はTPAの得意顧客」ということになる。

トゥン社長はあの「パナソニック経営塾」に参加し技術を学んでいた経歴もあることから、日系企業への対応法には自信を持っている。

Emidas(工場検索サイト)や中小機構向けのニーズマッチングサイトなどの日系ネットワークの活用にはじまり、日系企業の展示会や商談会に参加することでマーケティング面を充足させている。日本での就業経験を持つトゥン社長のみならず、技能実習生などの形で働いた日本経験者が多いため、日本流ビジネスのやり方や文化を理解しながら営業が行えることで、日系企業に良い印象を与えることができているという。

TPAは今後の展開として「裾野産業に対するソリューションの提供」「現在より更に大きなプロジェクトを取るための技術及び人材の育成の注力」を行い、トータルソリューションのリーディングカンパニーになることを志にしている。2020年の目標を「海外への展開」「新規顧客の開拓」「生産性向上」の3点に据えながら、今後も成長を続けていく。

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Kazuki Hori

Kazuki Hori

「3度の飯より10度のプロレス」を謳う重症患者のプロレスファン。 2019年8月よりハノイにて留学を開始。 マーケティングの勉強をキッカケにVEHO Worksにインターンとして参加、PR BOXの管理を任され現在に至る。 好きなレスラーは”世界一性格の悪いプロレス王”こと”鈴木みのる”。

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